低線量CTによる肺がん検診のご案内

早期発見・早期治療のために。痛みなく、短時間で受けられる安心の肺がん検査

◆ 肺がん検診をお考えの方へ

肺がんは、日本におけるがん死亡の原因で上位を占める疾患です。
しかし、早期に発見できれば治療の選択肢が広がり、完治する可能性も高くなります

当院では、被ばくを最小限に抑えた「低線量CT」を用いた肺がん検診を行っております。

低線量CTとは

肺がん検診用として、通常診療での撮影よりも放射線量を抑えて行うCT検査です。通常のCT検査に比べ画像はやや劣りますが、十分に判断可能であることが証明されています。また、2025年の肺がん検診ガイドラインにて、重喫煙者(喫煙指数600以上)においては、低線量CTによる検診が推奨されています。

CTは断面像を撮影するため、通常の肺がん検診にて行う胸部X線検査に比べ詳細な画像が得られ、より小さな肺がんも発見することが可能となります。

■ 当院のCT検査の特長

  • 最新型80列CT(Canon Aquilion Lightning)導入しています
    • 高精細な画像:80列マルチスライスCTにより、微小な病変も見逃しません
    • 低線量撮影:人工知能(AI)を用いた最新の画像再構成技術により、従来のCTに比べ、被ばく量を大幅に低減
    • 短時間検査:数十秒で検査終了、身体への負担が少ない
    • コンパクト設計:患者さんに優しい静音・低圧迫設計
  • 放射線専門医による二重読影を行なっています
  • 当日の検査が可能です

このような方におすすめです

  • 50歳以上の方
  • 喫煙歴がある方(現在・過去問わず)
  • 家族に喫煙者がいる方
  • 血縁者に肺がんの既往がある方

検査の流れ

  1. 受付・問診
  2. 更衣(必要な方のみ)
  3. 低線量CT撮影(数十秒で終了)
  4. 翌日以降に結果説明

※痛みや苦しさはありません。造影剤も使用しません。

費用について

  • 自費検診費用:14000円(税別)

放射線専門医による読影料、結果説明の料金を含みます。

よくある質問(Q&A)

被ばくは本当に少ないのですか?

はい。体格により変動しますが、低線量CTでは0.6〜1.5mSv程度であり、通常のCTの4分の1程度です。ちなみに自然放射線量(日本で1年間暮らすと自然界から受ける放射線)は、2.1mSvとされています。

検査前に準備することはありますか?

特別な準備は不要です。食事制限などもありません。

検査結果はいつわかりますか?

放射線専門医による読影を行なっており、翌日以降にご説明いたします。

保険は適応されますか?

検診目的の低線量CTは自費診療となります。

肺がんは、自覚症状が出にくく、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。
年に一度の肺がん検診を、健康管理の一環としてぜひご活用ください。

愛知県春日井市のさかきばらクリニック

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